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コロンビア人の友人の結婚式に出席するために訪れたボゴタ
コロンビアの首都
ガルシア・マルケス『百年の孤独』の中で
”石だたみの狭い通りに三十二カ所の教会の弔いの鐘の音が鳴りわたる、陰気くさい町”
と描かれた町
ボゴタは高地なので、一年中秋のように涼しい
街中はスモッグが激しくオイルの不純物がまき散らすガソリン臭さに
マスクが手放せないほど
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しかしボゴタから車で1時間ぐらいの郊外の式場は田園の中
素晴らしい景色の中、晴れやかに厳かに進みました
末長いふたりの幸せを願って
ボゴタには国民的建築家ロヘリオ・サルモナの建築にあふれています
ブラジルのオスカー・ニーマイヤー、フィンランドのアールト、日本の丹下
国の黎明期に国家プロジェクトに関わった建築家はあまたいますが
彼もその一人
彼の手がけたランドスケープや集合住宅、大学などを2日かけて回り、へとへとに
煉瓦の使い方の繊細さと、質量の厚み、水との調和
どの建築家とも違う、一本貫かれた美学
実は前年に天寿を全うされました
コロンビアにまた新しい建築が生まれるのはこれから
新年を迎えに友人の別荘のあるビジャ・デ・レイバへ
ボゴタから車で4,5時間でした。日本でいえば軽井沢でしょうか
植民地時代のスペイン領都市の町並み
ハリウッドのロケ地としても有名
そんな場所にある友人の別荘からの眺めも絶景
花と果樹園
この果物はヘイホア
別名、グアバ・パイナップル
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つまり、グアバとパイナップルを足して二で割ったような・・・
リンゴのような
なんとも表現しにくい摩訶不思議なお味
この果物は、皮をがぶりとそのまま食べる
皮が花のような香り
カフェではこんな風にジュースで
日本に帰国して、もうヘイホアが手に入らないことが残念で
庭に苗を植えましたが、収穫はいつになるか